さて、昨夜のFacebookへの投稿です。日本では完全に無視されていますが、無症状の感染者からの感染拡大に対策が必要なのではという話です。
新型コロナ、感染者が2次感染を発生させる期間というのはウイルスの増殖が一定数に高まって、体外に痰や唾液などの飛沫や便などで排出されている期間の事。 これまでは症状が現れるまでの潜伏期間はウイルスの排出は無いと考えて、発熱などの症状が発症してから感染を広める危険が発生し、症状が収まって治癒した時点で危険はなくなると考えていたので今回のウイルスにもその論理で対策をしている。 つまり、感染の危険があるのは発症してから治癒するまでの期間で、その日数は患者によって異なるので一律では無いと言うこと。
だから発症するまでの潜伏期間をすぎれば危険は無いと考えて隔離をしているのだが、 今回のウイルスでは発症してもほとんど自覚症状が無い人が多数居る。 その結果潜伏期間という考え方自体が意味を持たなくなる。 つまり、現状潜伏期間として考えられている10〜14日の間に症状が無かったとしても、体内ではウイルスが着実に増殖していて、たまに出る咳やくしゃみや便によって汚染を広げているし、それが自然治癒するまでの日数も症状が現れている患者と同様に個人差があると考えて良いはず。 実際重症化しなくても1ヶ月以上全快しない患者も多い事を考慮すると、一見健康に見える感染者からも長期間のウイルス排出があると思うのが妥当だと思う。 ということはこれまでのような潜伏期間の日数を過ぎたら感染していないという考えでは感染の拡大は止める事は出来ないと思うし、健康に見える人達へのマスク着用が自覚なき感染源対策として有効だと思う。